息子は感受性がとても強い。
よく一緒に泣いてくれる。
さみしいとき必ず気にかけてくれ、言葉をくれる。
死への不安。大切な人との別れを恐れている。
そして誰かが産まれる、死んでいく、とき直感というか、なにか感じている。
我慢強い、好きなこと、決めたことなら何時間でも耐える、待つ。
お話をつくり、よく自分の世界で遊んでいる。
優しさゆえ、
きっとこれからの人生たくさんの苦難もあるだろう。
わたしがそうだったように、芸術が彼の脆さをきっと助けてくれる。
プロになる必要はない。
なにかを無心で創り、感情を吐き出すプロセスを経て、こころが安定していく。
そしてそれを私に教えてくれたのは他でもない息子。