育児日記

重要なことは人によって違う。

朝の日課。
起きてすぐに息子と一緒にトイレに行く。

息子が先にして
後からわたしがする。

その間、息子は水を流そうと待機している。

うちのトイレは、タンクの蓋を開けていて、水が流れて溜まる中の仕組みが見られるようになっている。
息子がタンクの中を見て、私が便器の水が流れる様子を見送る。

というのが一連の流れだ。

それが今朝、事件が起こった。

息子が自分が終わったら、すぐに遊びに行ってしまった。

『あっちいってくるわー』
と聞こえたので、
今日はもう見んのやなーと
ようを足したら流してしまった。

そしたら息子が大急ぎで戻ってきて号泣!!
『なんで流したん!!一緒に流したかったのに〜!!』
泣き叫ぶ。

え!遊びに行ったけんもういいんかと思った!ごめんー!次から一緒に流すね!

と言ったが息子の気は収まらず。
一緒に流すと言ったのに!と、
わたしを殴り引っ掻き泣き叫ぶ。

しばらく耐えながら、私もだんだん腹が立ってイライラしてきた。

騒ぎを聞きつけた夫がやってきて一言。
『ちえこのその態度に怒ってるんじゃわ。ひかりにとっては重要なことだったのに。分かってくれてないけんそれに怒ってるんじゃわ。
とりあえず抱きしめてあげて!』

ああ、確かにそこまで重要なこととは分かってあげてなかったなぁ。と反省。
ごめんね、と背中をさすりながら抱きしめた。

そしたら息子、胸の中で落ち着いた。

今日は朝から大切なことを学んだ。

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息子が作るブロックの作品。
娘がよく壊してしまう。

息子は激怒して娘を叩く。

でも、
壊された速攻でわたしが
『ひかりのさくひんがぁぁぁ!』と号泣する演技をすると、
『またなおしたらいーんよ!』
と直し方を教えてくれる。

こどもにとって、
自分にとって重要なものを分かって貰えているということがどれだけ大切か。
わたしたち親は反省すべきかもしれない。

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