「かぐや姫の物語」を見て
陽の光も、空の色も、冷たい風も、重い石も 皆子供たちを幸せにする。
天心による幸せだけが いつまでも消えないほんとうの幸せなのだ。
~叱言以前 野口晴哉著より抜粋~
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先日、ジブリの「かぐや姫の物語」をやっと見ることができた。
かぐや姫が山で駆け回り
童たちと遊びまわるシーンは
ひかりも夢中で一緒に見た。
でもかぐや姫が翁に連れて行かれ贅沢な暮らしになった途端、「消して」と言われ消さされた。
それからはひかりが寝てからひとりで見た。
最後のエンディング「いのちの記憶」のところになると、やってきて、眠そうなひかりを抱きながら、ふたりで一緒に見た。
泣けた。
この、野口さんの言葉と非常に重なる部分がある。
あと、ディズニーのアナ雪とも少し重なる部分もある。
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人間が必要なことは自発の行動である。独立して何者にも頼らないで生きる心である。
大人は自分の財産とか地位とか知識とか、何者かに頼って裸にならない。
子供の世界は天心だ。自然の力だけがその力だ。
純真に生きているその中では人間の造った何ものにも力にならない。
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こどものこころを
世界を
自発性を
大切にしてあげたいな。
しあわせは大人が導くものじゃない
こどもが自分で感じて
掴み取っていくもの。