真ん中っこ
長男発熱でわたわたしてる。
祖母の三回忌。
私がテンパっていたら、父と母がめぐを連れて行ってくれることに。
お饅頭出して、お茶出して、
お土産用意して、
人見知りもせず、いっぱいお手伝いしたそう。
本当は行きたかった私の代わりに、行って頑張ってくれたんかな。
めぐは私の分身のよう。
生まれる時も、こんなに一心同体になったのはこの子だけ。
生まれてからも、抱っこしてるのをよく忘れて探しまわってたのもこの子だけ。
私も真ん中っ子だったから、気持ちがよくわかる。
愛される自由な兄、優しい可愛い妹。
自分の存在価値を見出せなかった思春期。
自分が親になり、初めて色んなことが分かる。
三人育てるのは本当に大変。
上は1番手がかからないし、
下はお乳もあるし1番手がかかるから、
ついついばあちゃんじいちゃんに預けるのが多くなる真ん中っ子。
そのツケは、彼女が大きくなってからまわってくる。
その覚悟はしつつも、出来る限りなるべく心の距離は近くにありたい。
次女の産前産後、ママよりばあちゃんがよくなってしまっていた。
いや、本当はママが一番なんだけど、ママへいくのを我慢しすぎて、甘え方が分からなくなってしまっていた。
このままじゃいけない!と、
「頑張ってくれてありがとう、でもママはめぐと一緒に寝たい。」と泣きながらお願いした。
「うん」と言ってくれ、
それから彼女の中でなにかが変わった。
心が近くなった。
これからも、何度もこんなことを繰り返すんだろう。